高性能スマホと評判のZen Fone 3・その特徴や注意点について紹介
2017/04/28
マルチキャリアとデュアルスタンバイのできるスマホ
Zen Fone 3は2016年10月から発売されたスマホです。
製造したのは、ASUSという高コスパのスマホを今まで数多く販売してきた実施のあるメーカーです。
Zen Fone 3も高性能スマホといわれていて、早くも関心を集めています。特に注目したいのは、マルチキャリアとデュアルスタンバイが可能になった点です。
これは日本のスマホの中でも初めての試みです。
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Zen Fone 3の基本的なスペック
サイズ | 146.8x73.9x7.69 |
---|---|
重量 | 144g |
画面 | 5.2インチ、フルHD |
カメラの解像度 | 1600万画素(メインカメラ) |
バッテリー容量 | 2650mAh |
CPU | Snapdragon 625 |
メモリ | 3GB |
ストレージ容量 | 32GB |
OS | Android6.0.1 |
Zen FoneシリーズはこれまでフルHDで5.2インチと、スマホの中では比較的大きなサイズのものが中心でした。
しかしZen Fone 3は、これまでの機種と比較すると、コンパクトサイズに設計されています。
しかし1600万画素のカメラや高感度の指紋認証センサーが搭載されています。またオクタコアCPUも最新バージョンのものが導入されています。
このスペックは格安スマホの中でも、群を抜いて高いものといえます。
Zen Fone 3のデザインも洗練されています。一見しても格安スマホであることがわからないほど、スタイリッシュなデザインとなっています。このような部分も、発売開始当初から注目を集めている理由の一つでしょう。
DSDSに対応している
Zen Fone 3の特徴の中でも大きいのは、DSDSに対応しているところです。
DSDSとは、デュアルSIM・デュアルスタンバイのことです。2回線で同時に待ち受けのできる機能です。つまり、端末に2種類のSIMカードを差し込むことができるわけです。
人によっては、スマホをビジネス用とプライベート用に2台使いをしているケースもあるでしょう。
しかしZen Fone 3にはDSDSが搭載されているので、ビジネス用とプライベート用のSIMカードをZen Fone 3の中に差し込んで1台に集約することが可能です。
2台持つ必要はないですし、使い分けができます。
そのほかには、1枚目のSIMカードを音声通話専用・もう1枚のSIMカードをデータ通信専用に使い分ける方法もあります。
格安SIM業者の中には「データ通信は安いけれども音声通話が高い…」といった一長一短なところも多いです。しかしZen Fone 3であれば、音声通話とデータ通信を別々の格安SIM業者を選べます。そうすれば、トータルのスマホ料金を安くできるかもしれません。
Zen Fone 3のDSDSの場合、片方をauのネットワークを使って通信することも可能です。ドコモとau系のネットワークでは、それぞれに異なる特徴があります。
Zen Fone 3のデュアル機能を使えば、両方のいいところどりができます。
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カメラの性能もアップ
スマホを使って写真撮影をしている人も多いでしょう。
Zen Fone 3のカメラのスペックに関してもハイレベルといえます。Zen Fone 3のカメラは、PixelMaster3.0が搭載されています。こちらは、1600万画素なのできれいな画像を撮影できるはずです。
しかもレーザーオートフォーカスと位相差オートフォーカス、コントラストオートフォーカスの3種類が用意されています。
この3種類のフォーカスを使い分けることで、被写体にピントが合うまでに0.3秒しかかかりません。ほぼリアルタイムでピントを自動的に合わせることができ、シャッターチャンスを逃すこともないです。
Zen Fone 3に搭載されているカメラは、画質そのもののレベルがアップしています。超解像技術を駆使すれば、6400万画素に相当する拡大写真を撮影することが可能です。
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スピーカーにもこだわりが
Zen Fone 3の場合、スピーカーの性能にもかなりこだわっています。
5マグネットスピーカーを搭載していて、ハイレゾ音源の再生にもしっかり対応できます。
チップセットについては、Snapdragon625を採用しています。
Snapdragon625はCPUの中でもミッドレンジ上位に位置するチップセットです。このため、ハイパフォーマンスが期待できます。RAMは3GBのものを搭載していて、キャリアアグリゲーションを利用することも可能です。
ディスプレイは、5.2インチのものが採用されています。フルHDに対応しているので、鮮明な画面で動画などを視聴できるでしょう。
Zen Fone 3の注意すべきポイント
Zen Fone 3はハイスペックで、格安スマホをスマートに使いこなすためにはお勧めの機種です。
しかし注意すべきポイントもありますので注意しましょう。
Zen Foneシリーズの特徴として、端末の価格がリーズナブルという点が挙げられます。
しかしZen Fone 3は中でも比較的高額な端末になります。Zen Fone 3は3万円台・上位モデルになると4万円を超えてしまいます。これはZen Foneシリーズの中でも異例の高さです。Zen Foneシリーズを過去に使ったことのある人は、前よりも高値なので戸惑うかもしれません。
あともう一点Zen Fone 3で注意したいことで、出入力端子の種類があります。出入力端子は、USB Type Cが採用されています。
スマホ市場ではあまり見かけないスタイルなので、アクセサリーを見つけるのに苦労する可能性があります。