SIMフリースマホ

海外製スマホに多いデュアルSIMの種類や特徴のまとめ!メリット、デメリットも解説

2017/04/11



国内で販売されているSIMフリーのスマホに見かけることが多い「デュアルSIM」
ASUSやHUAWEIなど中国や台湾メーカーのスマホに採用されていることが多いです。一方でdocomo、au、ソフトバンク等の、有名大手キャリアでデュアルSIMを採用している端末は販売されていません。

そのため「デュアルSIMってなんだ?」「どんな特徴があるんだろう?」「そもそも違いが良く分からない」という声を耳にすることが多いです。

そこでこの記事ではデュアルSIMとは何か、どのような種類があるのか、それぞれの違いは何かについて解説していきます。

デュアルSIMの種類と特徴

名前の通り、デュアルSIMとは複数のSIMカードを1つのスマホにセットできる機能のことです。目的に応じて利用するSIMを使い分けることができます。

デュアルSIMには以下の種類、そして特徴があります。

シングルスタンバイ(DSSS) 2枚のSIMを同時に待ち受け不可。使いたいSIMをその都度切り換える必要がある
デュアルスタンバイ(DSDS) 2枚のSIMを同時に待ち受け可能。ただし片方のSIMで通話している際はもう片方のSIMは通信できない
デュアルアクティブ(DSDA) 2枚のSIMを同時に待ち受けすることができ、片方のSIMで通話している最中にも片方のSIMで通信することもできる

それではそれぞれの種類ごとの特徴やメリット、デメリットをチェックしてみましょう。

シングルスタンバイ(DSSS)

シングルスタンバイは「DSSS(Dual SIM Single Standby)」のことをいいます。
1つのスマホに2枚のSIMを挿すことができますが、どちらか片方のみアクティブな状態にできます。つまりもう片方のSIMはただスマホに入っているだけ、という状態。

例えば仕事用のSIM、プライベート用のSIMの両方をスマホにセットしていたとします。プライベート用SIMをアクティブにしているときは仕事用のSIMにかかってきた電話やメールを受け取ることができません。相手には圏外のアナウンスが流れる形になります。

シングルスタンバイ(DSSS)でSIMカードを切り換える際には設定画面から手動で切り替える必要があります。一手間がかかる上に片方のSIMが完全に機能していない状態の時間が生まれてしまうため決して効率的とは言えません。

デュアルスタンバイ(DSDS)

デュアルスタンバイは「DSDS(Dual SIM Dual Standby)」のことをいいます。
シングルスタンバイ(DSSS)とは異なり、スマホに挿入しているに前のSIMを同時に待ち受け可能です。つまりどちらのSIMにかかってきた通話やメールなどをきちんと受け取ることができます。

しかし片方のSIMで通話している際にもう一方のSIMが完全に機能を停止してしまうので注意が必要です。例えばAのSIMで通話中にBのSIMにLINEなどのメッセージが届いたとしても通話が完了するまで受診してくれません。

とはいえ両方のSIMに対して一度に連絡が入ることはそう多くないと思うので一般利用なら十分だと思います。

デュアルアクティブ(DSDA)

デュアルアクティブは「DSDA(Dual SIM Dual Active)」のことを言います。
片方のSIMで通話している時でももう一方のSIMが通信状態になっているのでデータ通信をそのまま利用可能です。通話中でもデータを送信することができるため、通話中にLINEなどのメッセージを受信できるのはもちろん、通話しながらブラウザを開いて調べ物をしたり、Googleマップを利用して目的地を探したり…といったことが可能です。

特にこだわりがないのならデュアルアクティブ(DSDA)を選んでおけばデメリット無しにデュアルSIMを堪能できます。

デュアルSIMを選ぶときの注意点

上手く活用できれば非常に便利なデュアルSIM。しかし日本国内で活用しようと思っても今ひとつ力を発揮できないのも事実です。
というのが、日本国内のSIMは2枚挿してもどちらか片方しか使えないことがほとんどだからです。

というのは、デュアルSIMのほとんどは同時待ち受け可能な規格が「3G or 4G」と「2G」に限定されていることが多いから。ちなみに日本で使われている通信規格をほとんどが3Gと4Gのみ。つまり実質片側のSIMしかアクティブにできない仕様になってしまっています。

しかし最近ではデュアルSIM対応スマホで両方のSIMで3Gまたは4Gのスタンバイができる商品も登場してきています。

例えばMoto G4 Plus、ZenFone3、Xperia X Performanceなど。これから販売されるデュアルSIM対応スマホはおそらくこの仕様になると予想されますが購入前に念のためチェックしておくようにしましょう。

デュアルSIMの活用方法


それでは最後にデュアルSIMをどのように活用できるのか具体的な例をいくつか紹介していきます。

ガラケーとスマホの2台持ちを1つにまとめる

DoCoMoやau、SoftBankの通話プランに加入していて、通話用にガラケーを。そしてLINEやネット、スマホゲームのために格安SIM+スマホで運用する「2台持ち」の方はまだまだたくさんいらっしゃいます。

もともとスマホはSIMを1枚しか挿すことができませんでしたが、デュアルSIMの登場で2台持ちをひとつにまとめられるようになりました。

使い方は簡単。デュアルSIM対応のスマホにガラケーに挿していた通話SIMを挿すだけ。残りのスロットにデータ通信用のSIMをセットしましょう。

プライベート用SIMと仕事用SIMをまとめられる

プライベート用、仕事用にそれぞれ端末を用意していて相手によって使い分けている人も多いと思いますが、デュアルSIM対応スマホを利用すればひとつにまとめられます。

できれば常に両方のSIMがアクティブな状態となっているデュアルアクティブ(DSDA)対応の端末を選びたいところです。

デュアルSIMの概要と種類のまとめ

おそらく今後は3G+4GデュアルSIM対応のスマホが次々とリリースされるものだと予想されます。どこかひとつのSIMを持っていれば十分だという人も多いと思いますが、状況に合わせて様々なSIMを組み合わせながらより賢く、より便利に活用できる方法がある、ということを知っているだけでも大きなアドバンテージになるはずです。

特にこだわりがないならデュアルアクティブ(DSDA)に対応した端末を、難しいならデュアルスタンバイ(DSDS)に対応した端末を選ぶようにしたいものです。

-SIMフリースマホ