コンパクトボディでもスペックは充実・HUAWEI novaの特徴を紹介
2017/06/09
Huawei novaとは
HuaweiというSIMフリーの機種を提供しているメーカーがあります。このHuaweiから2017年2月21日にnovaという機種の発売を発表しています。
HUAWEI novaは3万円越えの価格で販売されています。
HUAWEI novaの対応周波数帯はFDD-LTEはB1/3/5/7/8/19/28、TDD-LTEはB38/40、W-CDMAはB1/5/6/8/19、GSMは859/900/1800/1900MHzとなっています。
これだとピンとこないという人もいるかもしれませんが、ほとんどの格安SIM業者の提供しているLTEや3G回線が使えると思ってもらっていいでしょう。
特にNTTドコモの回線であれば、もともとのドコモと同じレベルの通話の良さのはずです。
ただしauのVoLTEについてはまだ対応していないようですが、後日ソフトウェアのアップデートをすることで対応できるようになるといいます。
以下ではHUAWEI novaの特徴について詳しく見ていきます。
スタイリッシュなデザインで操作性に優れる
HUAWEI novaは5.0インチのフルHD液晶のディスプレイを有しています。幅69.1mm・奥行き7.1mmと現在出ている機種の中ではコンパクトサイズといえます。
ですから、外出するときでも快適に持ち運びできるでしょう。
格安SIMの場合、どうしてもスマホの端末がチープになってしまうという意見はネットでもしばしば紹介されています。
しかしHUAWEI novaの場合、メタルボディになっていて、フォルムも曲線を使っているので質感がよく、さりげない気品を漂わせています。
曲線のフォルムによって、手にもなじみやすいボディに仕上がっています。
ポケットから取り出すときにも、引っ掛かりなどを感じることもないでしょう。
背面には3D指紋認証センサーを搭載しています。ですからセキュリティ対策もしっかりとおこなわれています。
インタフェースにはUSB-Cを採用しています。今後スマホでは一般的なモデルになるだろうとみられています。
コネクタを挿すときにケーブルの向きを気にすることがないので、あまり目立たないかもしれませんが意外と便利な機能です。
ミドルレンジでもハイスペック
HUAWEI novaはHUAWEIで販売されているモデルの中には、ミドルレンジになります。しかしスペックはなかなか高いです。
例えばCPUはSnapdragon625を採用しています。メモリ3GB・ストレージ32GBとなっています。
またAndroid7.0が今回新たに導入されています。
このため、画面分割モードが利用できるようになりました。つまり異なる2種類のアプリを同時に画面表示できるようになりました。
5.0インチの画面だと分割した場合みにくくなるのではないか、と思う人もいるでしょう。
しかし、2つのアプリを同時に画面表示しても醜さを感じることはないようです。
カメラ機能も充実
自撮りをはじめとして、カメラ機能をよく使うというスマホユーザーも多いでしょう。
HUAWEI novaのカメラ機能はなかなか充実しているのも特徴として見逃せないところです。
大型ピクセルサイズになっていて、レンズも明るく夜遅くでもきれいな写真を撮影できます。
ハイブリッド・オートフォーカス機能と高速フォーカスにも対応しています。これだけの機能が搭載されていると、どのようなシチュエーションでも高いレベルの写真撮影することが可能です。
写真撮影が苦手・初心者という人でも、自然な仕上がりに写真になるだけのスペックを持ち合わせています。
またカメラアプリもかなり充実しています。
例えばナイスフード機能というのがあるのですが、食べ物を撮影するときに自動的に鮮明で美味しそうな感じの写真の仕上がりになります。
HUAWEI novaの注意点
HUAWEI novaはデュアルカードスタンバイ・シングルパスというシステムを採用しています。
これは2枚のSIMカードを同時待ち受けにはできます。しかし通話用とデータ通信用のSIMカードを同時に使用できません。
別に2枚のSIMカードの切り替えを手動で行う必要はないです。
しかしAというSIMカードを使って通話しているときには、もう一つ差し込んであるBというSIMカードを使って発信や応答ができなくなります。
Aで通話をしている場合、Bに着信があった場合には「現在電波の届かないところにいます」というメッセージが電話をかけた相手に流れます。
あと通話方法についても注意すべきことがあります。それはFOMA SIMには対応していない点です。
都市部で暮らしている人は、LTEなどを使っているでしょうから別に支障は感じないかもしれません。
しかし地方の場合、FOMAしか対応していないエリアもあります。このようなところでは通話もデータ通信もできなくなる可能性がありますので、注意しておいた方がいいでしょう。
もし心配であれば、自分のいるエリアがどの回線を使っているか確認しておくといいでしょう。