電話の方法による通話品質の違いを徹底解説!最も品質が良いのは?
2017/04/26
格安SIMにMNPをしての利用を始めるにあたって重要となるのは、通話品質でしょう。
docomoなどのキャリアならば通話品質は基本的に全く問題ありませんが、格安SIMだと安いから回線も悪いのではないかと考えてしまいますよね。
この記事では、格安SIMにおける様々な通話方法の通話品質の違いを解説していきたいと思います。
「様々な通話方法って何?」という方も、ぜひこの記事をチェックしてみてください。
格安SIMの回線はキャリアと同じである
格安SIMの回線は、docomoやauと同じものが使われています。そのため、回線の品質はdocomoやauとまったく同じものとなっています。
キャリアとの通話の品質もとくに変わったところがなく、違和感のない通話を行うことができます。
ただし、通話でなくデータ通信の場合は速度がキャリアよりも基本的に遅かったりするという違いがあります。
050などのIP電話は料金が安い代わりに通話品質が劣っている
格安SIMには、通話料金を下げる方法が色々あります。
ここからはその手段とそれを用いた通話を行う際の通話品質について解説していきたいと思います。
050plusやLaLa callといった050番号を利用するIP電話は、スマホで利用することができます。
これらはどこのMVNOでも利用可能ですが、050plusはOCNモバイルONE、LaLa callはmineoと提携していますので、これらの組み合わせならば料金をさらに抑えることもできとてもお得です。
IP電話の弱点は、回線が通常の音声通話と較べると少し劣っていることでしょう。
遅延が発生したり、音質が悪かったりというケースが見られます。
同じ会社のIP電話同士での通話ならば無料などのサービスがありますので、IP電話同士での通話ならばおすすめできますが、IP電話から携帯電話や固定電話にかけるのはやや不便となるでしょう。
Skypeの通話は音質が良く、携帯電話にもかけられる
Skypeではお互いにアプリを入れていれば無料で通話を行うことができます。その音質は非常に良好で、回線が良ければ通常の通話よりもクリアーに相手の声を聞くことができます。
さらに、携帯電話にもSkypeから非通知にはなりますが電話をかけることができます。有料で、専用のクレジットを購入する必要がありますが、料金自体は安価となります。
ただしこちらは音質は下がり、品質はSkype同士に較べると下がるため注意が必要です。
Skypeだけでなく、LINEでもLINE OUTという携帯電話に電話をかけられるサービスがありますが、こちらも非通知になりますし、音質もやはりdocomoなどには劣るようです。
SkypeやLINEもIP電話と同様、同じサービス同士での利用の方がメリットは大きいということがわかります。
なお、IP電話やSkype、LINEといったサービスではそれほど大容量ではないもののデータ通信による会話が行われますので、その点に関しても注意しましょう。
ただし、これらにはデータ通信専用のSIMでも利用することができるというメリットが存在します。
ちなみに、LINEを使うなら、LINEモバイルがカウントフリーでオススメです。
みおふぉんダイヤルや楽天でんわといったサービスもある
さて、今まで紹介してきたサービスは基本的に専用の回線を利用したものでしたが、ここから紹介するサービスは電話回線を利用しています。
ただしそのため、音声通話プランでしか利用することができません。
みおふぉんダイヤルはIIJmioのサービスで、専用のアプリから電話をかけることによって音質もそのままに料金を30秒10円という安価な価格で利用できます。
楽天でんわも同様のサービスですが、こちらはなんと楽天モバイルの会員でなくても利用することができます。
こういったサービスであれば回線の品質はそのままに料金を安くすることができますので、非常にお得ですね。
まとめ
最も通話品質が良いのは、やはり通常のdocomoなどの回線を利用した音声通話です。
そして通常の電話回線を利用しているみおふぉんダイヤルや楽天でんわであれば、通話品質がそれに劣らず料金を半額に抑えることができるため大変便利です。
現在OCNモバイルONEやmineoを利用している方の場合は、通話品質では少し劣りますが050番号のIP電話を利用すれば通話料金を格安にすることができますし、さらに同じアプリを利用している相手との通話ならば無料となるため、お得に電話をかけることができるでしょう。
どのMVNOでも基本料金無料で利用できるSkypeやLINEもそれは同様で、Skype同士やLINE同士であれば無料で通話を行うことができます。