パナソニックWonderlink LTEの概要・特徴は?
2017/06/28
データ通信sim | 音声通話sim | 最安でのデータ容量 | |
---|---|---|---|
![]() パナソニックWonderlink LTE |
890円~ | なし | 3GB |
デジカメなどマニアックな使いみち? 高速通信容量制限後もそこそこ速いコースあり(低速時受信最大700Kbpsで音楽のストリーミング位なら使えるスピード) |
様々な会社がMVNOとして格安SIMを発行していますが、実はパナソニックも格安SIMを用意しています。
名前は、Wonderlink LTE。docomo回線の格安SIMです。使い放題プランや低価格のプランなど種類がかなり豊富で、少々わかりづらいところがありますが、自分に合っているプランを選べば快適に利用できますよ。
この記事では、Wonderlink LTEの概要を解説します。
目次
Wonderlink LTEには、パソコンやカメラ向けのプランがある
公式サイトを見ると、Wonderlink LTEには4種類ものプランがあるため驚いてしまうかもしれません。
Wonderlink LTEには、実はスマホ向けのプランの他にパナソニック製PCであるLet's noteやカメラであるLUMIX CM専用のプランがあります。
スマホ向けの使い放題プランであるLTE F、通常の、通信量が決まっているLTE I、Let's note向けのLTE A、LUMIX CM向けのLTE Lで、合わせて4種類ですね。
シリーズ | プラン | 通信量 | 月額料金 |
---|---|---|---|
LTE F | F-使い放題700 | 1GB | 1580円 |
F-7G | 7GB | 2480円 | |
LTE I | I-3Gシングル | 3GB | 890円 |
I-5Gシングル | 5GB | 1460円 | |
I-7Gシングル | 7GB | 1870円 | |
LTE A | エントリーコース | 3GB | 889円 |
レギュラーコース | 7GB | 1960円 | |
ウィークリーコース | 1GB/週 | 1000円 | |
LTE L | L-03G | 3GB | 1480円 |
L-5G | 5GB | 1980円 |
Wonderlink LTEは、データ通信のみ!
Wonderlink LTE最大の特徴は、データ通信専用プランしか存在しないことでしょう。ちなみに、支払い方法はクレジットカードのみです。
多くの格安SIMはSMS対応SIMや音声通話SIMも用意していますが、Wonderlink LTEにはありません。
そのため、メインで使うSIMカードとしてはちょっとおすすめしがたいところがあります。
とはいえIP電話やLINEなどで通話自体はできますので、子どもに持たせる初めてのスマホにWonderlink LTEのSIMカードを入れて渡すなどの使い方なら、メインとしての利用でもいいですね。
LTE Fは、使い放題だが制限がある
LTE Fは、いわゆる「使い放題」プランです。使い放題なのですが、かなり変わったシステムなので、よく調べてから契約しましょう。
「F-使い放題700」は、1GBまで高速通信が可能。1GBを超えると速度が700kbpsに固定されます。
速度の固定後は使い放題ですが、直近24時間に通信できるのは1GBまで。それを超えると、しばらく速度制限がかかることがあります。
F-7Gは、7GBまで通信可能です。7GBを超えると、やはり700kbpsになります。そしてこちらにも、24時間につき1GB以内という制限があるので注意しましょう。
ちなみに、LTE Fシリーズは初月無料。もちろん初期費用はかかりますが、まず契約して試してみるのも良いですね。
速度制限後のLTE Fシリーズは、どのくらい使える?
速度制限されると700kbps程度になるLTE Fシリーズ。速度制限後にどのくらい使えるのかは気になりますよね。
まず、YouTubeの動画の場合。通常の画質は480pですが、これでは満足に再生できません。しかし、画質を落として240~360p程度にすれば止まらずに再生できます。
画質は落ちますが、動画が見られるのは便利ですね。また、ネットラジオを聞くのも問題ありませんし、音楽も高音質でなければ問題ないでしょう。
ブラウザの閲覧は、画像の多いサイトだとちょっと読み込みが長いですね。
LTE Iシリーズは、通常の格安SIM
LTE Iシリーズは、3GB、5GB、7GBから選べます。価格は若干安価に設定されていて、やはりデータ通信専用のプランです。
特に変わったところはなく、普通に使えるデータSIMですね。
LTE Aシリーズは、Let's note向け
Let's note向けのプランである、LTE Aシリーズ。月額料金は3GBの場合わずかにLTE Iシリーズよりも安く、7GBだと若干LTE Iシリーズより高くなっています。
縛りが6ヶ月ありますが、初月は無料です。
変わったところでは、1週間で1GB使えて月1000円のウィークリーコースの存在が挙げられます。
こちらも縛りは6ヶ月ありますが、この中では最も安く、魅力的なコースと言えるでしょう。
LTE LシリーズはLUMIX CM向けのプラン
3日につき1GBまでに通信料が制限されているLTE Lシリーズ。3GBプランと5GBプランがあります。
価格は高めですが、上りについては通信量を使い切っても速度制限がありません。Android搭載デジカメのLUMIX CM10などで使え、撮影した写真を転送するのに便利なプランですね。
Wonderlink LTEの概要・特徴まとめ
Wonderlink LTEは、データ通信専用という点でかなり使う人を選びます。しかし、それに納得できればなかなか満足できる格安SIMと考えられますよ。
多くの方はLTE Fシリーズか、LTE Iシリーズを選ぶことになるでしょう。使い放題のLTE Fシリーズは、上手く扱えればかなり魅力的なコースです。
LTE Iシリーズは若干一般的な格安SIMよりも安めに料金が設定されていますので、データ通信であることに問題なければかなり便利に使えますよ。
データ通信sim | 音声通話sim | 最安でのデータ容量 | |
---|---|---|---|
![]() パナソニックWonderlink LTE |
890円~ | なし | 3GB |
デジカメなどマニアックな使いみち? 高速通信容量制限後もそこそこ速いコースあり(低速時受信最大700Kbpsで音楽のストリーミング位なら使えるスピード) |