OCNモバイルONEの速度・プラン・料金・他社との比較まとめ
2017/06/28
データ通信sim | 音声通話sim | 最安でのデータ容量 | |
---|---|---|---|
![]() OCNモバイルONE |
900円~ | 1600円~ | 110MB/1日 |
プランが豊富、最低利用期間無し 大手だから安心? スペック的にはまあまあ |
目次
OCNモバイルONEの概要・特徴
OCNが手がけている格安SIMの、OCNモバイルONE。日本の格安SIMの中でも歴史が長く、契約をしているユーザー数もとても多い、大手の格安SIMです。
これからOCNモバイルONEを契約する場合、どういった特色を持つ格安SIMであるのか、気になりますよね。
この記事では、OCNモバイルONEとはどういった特徴の格安SIMであるのか、解説していきたいと思います。
OCNモバイルONEは、日割りプランがある格安SIM
OCNモバイルONEは、格安SIMの中でもかなり大手です。回線はdocomoのものを使用していて、利用者数は格安SIMの中でもナンバーワンといわれています。
そして、OCNモバイルONEでは、他のキャリアにはないプランを展開しています。
格安SIMのプランは、月ごとの通信量が決まっているのが普通ですよね。キャリアにおいても、これは同様です。
しかし、OCNモバイルONEの場合は日割りの料金プランが2種類存在しています。
1ヶ月間の合計容量が価格と比べて少しお得となっているため、上手く活用できる方にとってはとても魅力的なプランです。
それ以外に、標準の月ごとに使用できる容量が決まっているプランもしっかり用意されていますよ。
OCNモバイルONEは、OCNを契約していると月額料金が安くなる
OCNモバイルONEは、プロバイダーのOCNが運営している格安SIM。そのため、OCNモバイルONEとOCNを両方契約していると、月額料金が少し安くなるというメリットがあります。
これは「OCN光モバイル割」というもので、1回線あたり毎月200円引きになります。最大5人分まで割引が効きますので、最大1000円分お得となるのが特徴です。
自宅の回線がOCNであるという方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。その場合、OCNモバイルONEを選べば、とてもお得ですね。
OCNモバイルONEの月額料金は、日割りのプランであれば標準的、月割りのプランならば若干高い料金設定となっているため、200円引きになるとそれぞれにメリットがあると考えられるでしょう。
OCNモバイルONEは、口座振替で支払いができる
OCNモバイルONEの特徴に、クレジットカードだけでなく、口座振替でも月額料金を支払うことができるということが挙げられます。
ほとんどの格安SIMはクレジットカード払いに限られますので、クレジットカードを持っていない方にはとてもおすすめできる選択肢が、OCNモバイルONEです。
口座振替を選択する場合は、あらかじめ問い合わせをし、申込書類に必要事項を記入して返送する必要があります。
そのため、契約に時間がかかるということに注意しましょう。
OCNモバイルONEでは、Wi-Fiスポットが利用できる
OCNモバイルONEでは、契約することによってWi-Fiスポットを利用することができるようになります。
このサービスは2016年の7月からスタートしたものですので、ご存じない方もいらっしゃるでしょう。
なんと利用できる場所は、全国で82000ヵ所も存在します。DoSPOTのステッカーが貼られている場所が、OCNモバイルONEのWi-Fiスポットを利用できる目印です。
050 plusとセットでの契約がお得
OCNモバイルONEを契約するにあたって、データSIMとSMSSIM、そして音声通話SIMの中から選ぶことになりますよね。
もしも月額料金をギリギリまで下げたいという場合は、データSIMが最も月額料金をお得にすることができます。
しかし、その場合音声通話ができないという問題がありますよね。
そんな時、050番号を利用するIP電話を契約していれば、音声通話を行うことができます。
OCNモバイルONEでは、050 plusというIP電話サービスをお得に契約することができます。
データSIMの場合は150円、音声通話SIMならばなんと0円で、050 plusを同時契約することができるのです。
格安で音声通話可能なSIMカードを利用したいという場合にも、OCNモバイルONEは魅力的な選択肢となるのではないでしょうか。
低速回線が使い放題となっている
OCNモバイルONEでは、アプリを利用して高速回線と低速回線を切り替えて利用することができます。
低速回線では、高速通信の通信量を消費せずに通信を行うことができる代わりに、200kbpsという通信速度に制限されます。
200kbpsという速度では、ブラウザの閲覧や動画視聴といったことは快適には行えません。しかし、SNSやメールの利用であればそれほど違和感なく行えますので、通信量をできるだけ節約したいという方におすすめです。
IIJmioやDMM mobileなど、OCNモバイルONE以外の格安SIMでは、低速回線の利用量に制限がある場合があります。しかし、OCNモバイルONEでは制限がとくにありません。
つまり、低速通信をいくら利用しても問題ないということですので、使い方によってはかなりお得です。
スマホとセットでの購入も可能となっている
OCNモバイルONEは、スマホとセットで契約することも可能です。
厳密にはスマホにSIM契約用のパッケージが付属しているセットを公式サイトから購入でき、届いたSIMカードや申込のコードを利用して契約を行うという流れになります。
公式サイトから購入できる端末は様々で、人気のZenfoneシリーズやここでしか買えないスマホ、日本製の端末などが取り扱われています。
auやSoftBank、Y!mobileからdocomo回線の格安SIMに乗り換える場合は、SIMフリー端末を購入する必要がありますよね。そういった場合でも、OCNモバイルONEなら安心です。
OCNモバイルONEの概要・特徴まとめ
OCNモバイルONEは格安SIMの最大手の一つであり、信頼度の高い存在です。
普通に契約して利用しても十分満足できるものの、今回紹介したとおり、契約するにあたって覚えておくとお得なことはたくさんあります。
特に固定回線がOCNであるという方は、月額料金をお得にできるので、OCNモバイルONEはとてもおすすめの選択肢です。契約を検討している方は、ぜひ一度契約してみることをおすすめします。
OCNモバイルONEの料金プランを徹底紹介!データ通信専用や音声対応など目的に合わせてベストな選択ができる
OCNモバイルONEの料金は?即日乗り換え可能な格安SIMの実力とは
OCNモバイルONEはスマートフォン向けの格安SIMサービスを提供しているMVNOです。
最安で月額900円~と格安SIMならではのリーズナブルな価格が魅力となっています。
また使い方に応じて1ヶ月に1回コースの変更ができたり、データを繰り越すことができたり…と使い勝手の良さも魅力。
それではOCNモバイルONEの料金プランを中心に紹介していきます。
選べる2つの始め方
OCNモバイルONEは2つの始め方から選ぶことができます。
スマホセット
ひとつはスマホセット。こちらは始めてスマホを使う、あるいは新しいスマホを買いたい人にピッタリのコースです。
・gooのスマホ g07(一括17800円、分割800円×24回)
・gooのスマホ g07+(一括19800円、分割850円×24回)
・Fleaz Que(一括9800円、分割450円×24回)
・Tommy(一括13200円、分割550円×24回)
・HUAWEI nova lite(一括19800円、分割850円×24回)
・ZenFone 3 Max(一括19800円、分割850円×24回)
・HUAWEI P9 lite(一括23800円、分割1050円×24回)
・arrows M03(一括32800円、分割1380円×24回)
・ZenFone 3 ZE520KL (一括39800円、分割1750円×24回)
・ZenFone 3 ZE552KL (一括42800円、分割1800円×24回)
といったスマホが用意されています。上記スマホに加えて「データ通信専用SIM」「音声対応SIM」のいずれかを選び、自分の使いたいスタイルに合わせる形となります。
料金はスマホ端末によって前後するので必ず公式サイトからチェックしてください。
SIMのみ
今使っているスマホにOCNモバイルのSIMを挿して使いたい!ネットなどで購入したスマホを使いたい!という方向け。
SIMには「データ通信専用SIM」「音声対応SIM」の2種類が用意されていて、それぞれ通信容量ごとに料金が異なります。
音声対応SIM
通話とデータ通信の両方に対応しているスタンダードなSIMプラン。以下のサービスに対応しています。
・OCNでんわ(10円/30秒、または月額850円で1通話10分まで0円の回数無制限)
・通話アプリ050plus(050で始まるアプリorIP電話と無料で通話でき、通常の電話料よりも安い)
・MNP(以前の電話番号の引き継ぎ)
・緊急通報(110や119など)
・データ通信
・余ったデータ通信容量の繰越
・SMS
・国際電話
・留守番電話、キャッチフォン(オプションで別途料金が発生。それぞれ月額300円、月額200円)
初期費用 | |
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初期工事費用(パッケージ費用) | 3000円 |
SIMカード手配料 | 394円 |
毎月の支払い(毎月1回以下コースを自由に変更可能) | ||
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日単位 | 110MB/日 | 1600円 |
170MB/日 | 2080円 | |
月単位 | 3GB/月 | 1800円 |
6GB/月 | 2150円 | |
10GB/月 | 3000円 | |
20GB/月 | 4850円 | |
30GB/月 | 6750円 | |
500kbps(15GB/月) | 2500円 |
通話料 | |
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OCNでんわアプリ使用時の国内通話料 | 10円/30秒(通常通話料の半額) |
050plus | 固定電話8円/3分、携帯電話16円/1分、050番号同士無料 |
音声通話機能(070/080/090から発信) | 20円/30秒 |
SMS送信料 | 国内3円/通、国外50円/通 |
データ通信専用SIM
通話機能は無いものの、高速データ通信を手軽に始めることができる専用SIMです。
例えば普段は通話することがなくて、必要なときはLINEやSKYPEなどのデータ通信アプリだけで済ませられる方はこちらがおトクになりやすいです。
初期費用 | |
---|---|
初期工事費用(パッケージ費用) | 3000円 |
SIMカード手配料 | 394円 |
毎月の支払い(毎月1回以下コースを自由に変更可能) | ||
---|---|---|
日単位 | 110MB/日 | 900円 |
170MB/日 | 1380円 | |
月単位 | 3GB/月 | 1100円 |
6GB/月 | 1450円 | |
10GB/月 | 2300円 | |
20GB/月 | 4150円 | |
30GB/月 | 6050円 | |
500kbps(15GB/月) | 1800円 |
他にも「SMS対応データ通信専用(月額1020円~)」や「プリペイド50MB/日パッケージ(20日間2800円~)」「プリペイド1GBデータ通信パッケージ(3ヶ月3200円)」といったラインナップも。
なおこれらのプリペイド系SIMは全国の家電量販店や一部コンビニでも取り扱っています。
「OCNモバイルってどんな感じなのかな?」「そろそろ新しい格安SIMに乗り換えようかな?」と思っている方は検討してみても良いかもしれませんね。
OCNモバイルONEの料金プランまとめ
リーズナブルな価格に加えてシンプルで分かりやすいオプションが多数用意されているのがOCNモバイルの魅力だと思います。
また家族向けサービスとして「容量シェア機能(SIMカード追加オプション)」なども用意されているのでぜひチェックしてみてください。
安定度が気になる!OCNモバイルONEの通信速度の実測、そして評判は?
格安SIMを利用するにあたって重要となるポイントは様々ですが、中でも多くの方が気になるのは速さでしょう。
通信速度が速ければ速いほど、多くのことが快適に行えます。
それでは、OCNモバイルONEの通信速度のスピードについて解説していきたいと思います。契約を検討している方は、ぜひご覧ください。
OCNモバイルONEの速度は、並程度
格安SIMの中でも、トップクラスのユーザー数を誇っているOCNモバイルONE。そのため、どうしても新しい格安SIMに比べると速度が遅いことは否めません。
1日の中での安定度はあまり高くなく、深夜から早朝にかけては快適、お昼や夕方~夜は速度が低下するという、標準的な格安SIMの仕様となっています。
ただし、OCNモバイルONEがずば抜けて他社よりも悪いということはありません。むしろ、膨大なユーザー数を抱えているという前提を踏まえて考えれば非常に頑張っていると言えるでしょう。
OCNモバイルONEの実測は?
OCNモバイルONEの実測について解説します。
OCNモバイルONEの、1日の中で最も速度が出るタイミングは深夜です。これは他の格安SIMと共通しています。
そして、深夜帯での通信速度は、他の格安SIMと比べて平均的な速度となっています。
大体下り15~17Mbps程度となっており、快適な通信が行えますね。
ただし、深夜に通信を頻繁に行うという方は限られるものです。他の時間帯についてもチェックしていきましょう。
早朝は、出勤や通学のタイミング。そこそこスマホを使う方も多い時間帯ではありますが、OCNモバイルONEの場合は、この時間帯でもまだ快適に利用することが可能となっています。
大体5~7Mbps程度を推移しており、この速度は他社と比べて速いということはありません。しかし、通常利用においては全く問題ない速度ですので、朝を中心にスマホを利用するという方は快適にスマホを使えますね。
そして問題のお昼時は、下り1Mbps程度です。上りは1Mbpsを切っていることもあります。
なかなかストレスの溜まる通信速度で、通常利用はやや困難となるでしょう。動画の視聴などには向いていません。
他社でもお昼は回線が混雑してしまいがちですが、この時間帯にもっとスピードが出る格安SIMはたくさんありますので、ここはちょっと残念なポイントですね。
2番目の混雑するタイミングである夕方は、下り2~2.5Mbps程度となります。夕方という時間帯は、格安SIMごとに速度にばらつきがあるもの。OCNモバイルONEのこの速度は、かなり遅めです。
この時間帯に5Mbps程度出ていればかなりおすすめできるのですが、残念ながら現時点では厳しい結果となっています。
以上が、OCNモバイルONEのだいたいの実測となります。このような速度が出るということを踏まえて、契約を検討してみてはいかがでしょうか。
ただし、格安SIMの通信速度は場所によっても異なってくるものです。そのため、実際に契約したらもっと速かった!ということも普通に起こりますし、反対にさらに遅かったということもあるでしょう。
OCNモバイルONEの評判は、けっして悪くはない
OCNモバイルONEの評判は、そこそこ高めです。通信速度については評判があまりよくありませんが、それ以外のサービスやシステムについては充実しているためでしょう。
例えば、低速回線が使い放題となっていることは非常に魅力的です。その他に、OCNモバイルONEにはかけ放題オプションも存在していますし、OCNとセットで契約した場合は割引もあります。
回線速度以外の評判は悪くないということで、契約を検討する場合は、速度以外で得られるメリットについて考えることが重要となるでしょう。
通信速度を最優先する場合は、OCNモバイルONEはベストとは言いがたい
通信速度が速くなければ契約する意味がない、という方には、あまりOCNモバイルONEはおすすめとは言えません。
格安SIMの通信速度は変動していくものですが、OCNモバイルONEも同様に変動が激しい格安SIMです。
今よりももっと速度が速い時期もありましたし、反対に遅い時期もありました。一日の安定度はあまり高くないというだけでなく、年単位で見ても速度の変化が激しい格安SIMとなっています。
通信速度が常に安定して速い格安SIMがいい!という場合は、Y!mobileやUQ mobileといった、キャリアと近い位置に存在している格安SIMがおすすめです。
大手であるため、今後の改善には期待できる
OCNモバイルONEは、格安SIMで最もユーザー数が多いといわれているほどの大手です。そのため、爆速とまではいかなくとも、今後速度がある程度まで回復する可能性はあります。
設備増強が行われれば、お昼時などにある程度快適な通信が行えるようになるでしょう。
そのため、とりあえず契約してしばらく待ってみるということも選択肢としてはアリかもしれません。
ただし、ユーザー数が非常に多く、今後も増えていくことが予想されますので、改善には限度があると考えた方が良いでしょう。
通信速度の実測、評判のまとめ
OCNモバイルONEの通信速度は、あまり速くはありません。混雑時以外は普通に利用できますが、混雑する時間帯の場合は快適とは言いがたく、もっと速い格安SIMは他にたくさん存在しています。
速度はどうでもいいので、サービスを重視したい、あるいはOCNモバイルONEの独自のプランを選びたいという場合はおすすめですが、速度重視の方にはおすすめしがたいのが事実です。
デメリットも解説!OCNモバイルONEご利用の注意点や解約方法
OCNモバイルONEを契約するにあたり、いくつか注意する必要があるポイントがあります。契約してから不満を感じてしまうと損をしてしまった気分になってしまいますよね。
それでは、OCNモバイルONEを利用開始するにあたって注意するべきポイントと、どうしても解約したくなったときのための解約方法の解説をしていきたいと思います。
契約をしようと考えている方は、見ておくことをおすすめします。
OCNモバイルONEは、速度重視の格安SIMではない
OCNモバイルONEは、速度重視の格安SIMではありません。
現在は、ソフトバンクが運営しているY!mobileやauに近い存在であるUQ mobile、そしてスピードテストの結果が速い楽天モバイルやFREETEL SIMなど、速度が速い格安SIMがいくつかあります。
OCNモバイルONEは、それらと比較するとあまり速度が速いとは言えません。また、同じdocomo回線の、インターネット接続サービス系格安SIMであるIIJmioやBIGLOBE SIMなどと比べても、あまり速度は速くありません。
ユーザー数が非常に多いということもあり、あまり設備が人数の多さに対応できていないのがOCNモバイルONEです。
また、格安SIMのほとんどに存在する、お昼や夕方の低速化は、OCNモバイルONEでもその症状がはっきりと現れます。
そのため、格安SIMに乗り換えてもキャリアと同じように快適な通信を行いたいという方には、あまりOCNモバイルONEはおすすめできないという事実があります。
速度よりもサービス面や安さを求める場合に、OCNモバイルONEがおすすめとなるでしょう。
OCNモバイルONEの日割りコースは、使い方に注意が必要
OCNモバイルONEのメインである、1日単位で使用量が決まっているコース。翌日まで繰り越しはできるものの、それ以上は不可能ですので、通信量はできるだけ無駄なく使用しなければいけません。
反対に、通信量が多いという方であっても、最大170MB、前日一切使わなかったとして340MBまでしか通信を行うことができません。
110MB/日コース、170MB/日コースを契約する場合は、自分の使い方に合っている、ある程度一日の通信量が決まっているかを考えてみましょう。
OCNモバイルONEの通常コースは、やや月額料金の設定が高め
OCNモバイルONEの通常コース、3GB、5GB、10GBコースは、他社と比べてやや高めです。
特に3GBコースは割高で、OCNの固定回線とセットで200円引きになるということでなければあまりおすすめはできません。
OCNモバイルONEは日割りのコースがお得。そのため、通常のコースはあまり選ぶべきではなく、通常コースならば他の格安SIMの方が、速度が速い場合もありお得となるでしょう。
コース以外の特徴は薄い
OCNモバイルONEは、基本的に標準的な仕様の格安SIMです。あまりこれだ!と言えるようなメリットはありません。
強いて言えば、Wi-Fiスポットが無料で利用できるという点は魅力的です。
コース以外にお得な要素があった方が嬉しいという方は、ポイントが溜まる楽天モバイルやDMM mobile、フリータンクやパケットシェアが利用できるmineoなど、その他の格安SIMの選択がおすすめとなります。
OCNモバイルONEは、マイページから解約可能
OCNモバイルONEは、マイページからすぐに解約することができます。
マイページから解約できるという点は非常に素晴らしいのですが、若干手続きに至るまでの流れが面倒なので、注意しましょう。
まず、050 plusをセットで契約している場合は050 plusのアプリから解約をし、その後にOCNモバイルONEの解約手続きをしましょう。
この際に、問題が起こります。「SIMカードの解約」という目立つ項目がマイページにあるのですが、ここからは解約ができません。
解約のためには、OCN本体にOCNモバイルONEのアカウントを使用してログインし、会員サポートの項目から全てのOCNサービスの解約を選択します。
あとは、契約した際にPDFファイルなどでもらえる契約情報を入力すれば、すぐに解約可能です。
解約後はSIMカードを返却する必要がありますが、公式サイトには「返却しなくてもペナルティーはなし」と記載されています。
SIMカードの返却には郵送代がかかりますので、面倒であるという場合はそのまま処分してしまいましょう。
利用の注意点や解約方法、デメリットのまとめ
OCNモバイルONEには、独自のコースが設定されているためにそれに関係したデメリットがいくつか存在しています。
契約するにあたっては、自分の今までのスマホの使い方を振り返ってみましょう。
速度はそれほど速くないということもデメリットとして挙げられます。
そして解約方法は、マイページからできるという点は嬉しいものの、やや面倒であるため、この点も弱点といえば弱点ですね。
こういったデメリットを考え、契約していいかどうかを見極めましょう。
OCNモバイルONEはこんな人におすすめ
格安SIMごとに、それぞれおすすめの人とそうでない人がいます。
最後に、OCNモバイルONEはどういった人におすすめの格安SIMであるかを解説していきたいと思います。
OCNモバイルONEは、プランに特徴がある格安SIMです。それでは、どういった人におすすめであるかをチェックしていきましょう。
通信量が毎日同じくらいという人におすすめ
OCNモバイルONEは、110MB/日コースや170MB/日コースといったその日ごとの通信量が決まっているコースをメインとしています。
月ごとの通信量が決まっているコース、特に3GB/月コースは月額料金がやや高めに設定されています。
そのため、通信量が毎日同じくらいであるという方におすすめの格安SIMです。
たくさん使う日とそうでない日に分かれているという方には、あまりおすすめできません。
SNSとブラウザの閲覧やソーシャルゲームの通信であれば110MBや170MBに十分収まりますが、動画を何本も見るという場合は足りないので、その他のコースがおすすめとなるでしょう。
低速でも良いので、たくさん通信したい人におすすめ
OCNモバイルONEは、低速通信が基本的に使い放題となっている格安SIM。他社の場合は366MB程度に制限されている場合があります。
低速通信を中心に利用するという方は、OCNモバイルONEをかなり満足して利用できるのではないでしょうか。
低速では速度が遅いので、読み込みに時間がかかります。ブラウザで画像の多いサイトを表示するのには、数十秒以上かかることもあるでしょう。
しかし、それさえ我慢できれば通信量を消費せずに見られますので、色々と便利です。
また、OCNモバイルONEには15GB使える500kbpsコースというものもあります。これは低速よりですが、通常の低速回線よりも速度が速いので、画質の低い動画に限られるものの、動画の視聴にも利用可能です。
通信量が足りないという方は、こちらもおすすめですよ。
低速回線を中心に利用したい人におすすめ
低速通信を中心に利用し、要事の時だけ高速通信を行うという方法も、OCNモバイルONEならば使えます。
使い方としては、動画や音楽などの通信速度を必要とするものは高速通信、SNSや簡単なブラウザ閲覧などの速度があまり必要ないものは低速通信というように使い分ければ、通信量は無駄なく使えます。
動画視聴はとくに通信量を多く使いますので、動画のみに通信量を使えれば、たっぷり長い時間見られてお得ですね。
OCNを契約している場合は、OCNモバイルONEがベスト
OCNモバイルONEは、OCNを契約している場合、月額料金が200円引きになります。
110MB/日コースの場合は、データSIMなら700円で3GB以上利用可能ということになりますので、かなりお得な料金設定ですね。
OCNモバイルONEは速度面ではあまり優れているとは言えません。しかし、月額料金を安く抑えつつたくさんの通信を行いたいという場合は、OCNさえ自宅で契約していれば他社と比較しても最安値となります。
現在OCNモバイルONEは契約しているもののまだ固定回線を契約していない、引っ越したばかりであるという方は、契約の際にOCNを選べば、現在契約しているOCNモバイルONEの月額料金が抑えられるようになりますね。
通信量は毎月3GB以上使う人におすすめ
OCNモバイルONEの通信プランは、3GB以上のものに限られています。他社では1GBや500GBなどのプランも用意されている場合がありますので、容量の少ないプランで自分は十分であるという場合は、あまりOCNモバイルONEはおすすめできなくなってしまいます。
毎月少なくとも3GB程度利用するという場合に、OCNモバイルONEがおすすめです。ただし、繰り越しがありますので、3GB使わない月もあるという場合も安心です。
IP電話を利用したい場合も、OCNモバイルONEがお得
OCNモバイルONEは、050 plusというIP電話とセット契約することができます。データSIMやSMSSIMならばお金がかかりますが、音声通話プランならば無料です。
OCNモバイルONEにはかけ放題オプションが存在するものの、基本的に通話料自体は安くありません。
IP電話ならば、月額料金を大幅に安く抑えることができます。
格安SIMにおいて、通話料は非常に重要なポイント。通話すればするほど、利用料は高くなってしまいます。長電話をする方の場合は、キャリアより高くなってしまうということもあり得ます。
IP電話を併用すれば、料金は少なくて済みますので、通話が多い方はOCNモバイルONEの050 plusを活用しましょう。
OCNモバイルONEはこんな人におすすめ!のまとめ
OCNモバイルONEは、主に通信量が毎日安定している人や、通信量が多い人におすすめの格安SIMです。
契約を検討している方は、自分の通信状況を確認してみましょう。そしてOCNモバイルONEに合っているかどうかを考え、大丈夫そうであれば契約することをおすすめします。
通信速度はあまり速いとは言えませんので、注意しましょう。
データ通信sim | 音声通話sim | 最安でのデータ容量 | |
---|---|---|---|
![]() OCNモバイルONE |
900円~ | 1600円~ | 110MB/1日 |
プランが豊富、最低利用期間無し 大手だから安心? スペック的にはまあまあ |